Florilège(フロリレージュ)/神宮前
Asia's 50 Best Restaurants 3位
レストランのランキングには色々ありますが、もちろん個人の好みがありますので、順位が高くても美味しくない店にあたることがあります。
個人的にはBest Restaurantsで上位のお店は私の好みに合致している気がするので、割と信用しています。
ということで、2018年にアジア3位に輝いたフロリレージュさんにお邪魔しました。
画像はお店の公式HPより。
コの字型のカウンターになっており、中央で調理している様子を見ることができます。
滅茶苦茶シャレオツな雰囲気。
ペアリングはアルコール、ノンアルコールを選択できます。
私はもちろんアルコールで。シャンパーニュも含まれているのがうれしい。
メニューには基本的に材料しか書かれていません。
焼き芋。
甘さで食欲が刺激されます。
エビの上には芋のアイス、赤紫蘇、キャビア。
爽やか。ワインとの相性も完璧。
一口食べたあと。
酒粕の蒸しパン。これはまあ普通。
鯖、トリュフ、湯葉、穂紫蘇、ブルーチーズのソース。
ブルーチーズの香りが強く、あまり好みではない。
鮎。頭と尻尾は煎餅に。
実は内臓のペーストと合わせてフリットに。
ガス入りのトマトジュース。
さっぱりする。
穴子と茄子。
穴子は骨切りがしてあり鱧のような感じ。
茄子はポートワインで煮びたし風。
上には赤紫蘇のアイスパウダー。
面白いが味はそこそこ。
ピノが美味しくて飲みすぎ。
お代わりを注いでくれます。
ここで分かち合う豚肉が。
沖縄の島豚とのことです。
ラシームでも出た気が。流行っているのか?
ここで経産牛のカルパッチョ。
ジャガイモのピューレとパセリのソース。
コンソメスープを上から注いで仕上げる。
これは正直言って滅茶苦茶美味い。
しかし、少し思想的な押し付けが強いか。
こんなカードを手渡されます。
その割にスタッフから特に経産牛についてのコメントは無し。
この時点で店内は満席であり、忙しいのはわかりますが・・・
ここで、次の料理まで時間がかかる、とのことで1杯サービス。
酒好きには嬉しい。
こういう細かいところに気が付くのは流石。
サーモン。
まあ、サーモンです。
ここでまたしても次の料理まで1杯サービス。
なんて気が利くんだ。惚れた。
先ほどの島豚が変わり果てた姿に。
これは正直ラシームの方が美味しかった。
梨とジャスミン。
私の経験不足か、全然合わないと感じました。
プラムと生姜のブランマンジェ。
生姜の味しかわからず。
北海道産の鬼灯とハーブティをいただいて一通り。
料理は個性を感じるもので、味も基本的に美味しい。
一方で感動的に美味しいという程でもないという印象。
店のコンセプトがはっきりしているので、その思想に共感できる方にとっては素晴らしいお店でしょう。
客層はいわゆる今どきのフレンチ好きという感じ。
お会計はこれだけ食べて飲んで3万。
安っ!!
これは・・・感動した。
必ずまた行くリスト入りです。