アピシウス/有楽町
日本を代表するグランメゾン
有楽町の地下にあるグランメゾン、アピシウスにお邪魔しました。
35周年とのことで、9月限定でアニバーサリーディナーメニューがあるとのこと。
迷わず注文します。
前菜は鮎と鱧。
パンは3種類ありましたが、1種類しか食べませんでした。
チーズやデセールもたっぷりあるので、パンを食べすぎるときつい。
バターは普通。
見た目が非常に美しい。
味はそこそこ。
ノドグロ。
メニューに1986年と記載があり、スタッフに尋ねたところその年に先代のシェフがノドグロを使い始めたとのこと。それまでフレンチでノドグロを使うのは一般的ではなかったそうです。
なるほど流石に美味しい。
メインは牛肉。
普段は北海道産だそうですが、この日は岩手の短角牛でした。
写真を撮り忘れたため、一口食べたあとの写真で申し訳ない。
チーズは当然ワゴンから。
食後はバースペースに移動してデセールとシガーを頂きます。
わざわざ別の店に移動しなくてもこの一件でバーも済ませられるのは楽。
シガーの保管状態も流石です。
美術品にはあまり興味がありませんが、好きな人にはたまらないであろう。
料理は正統派。ワインの品揃えや値段は素晴らしい。
今回頼んだコースが35周年記念で先代のシェフと今のシェフのコラボレーションがテーマだということもあるでしょうが、料理自体は正統派のフランス料理であり、最近流行りのフランス料理のような派手さはありませんし、どんな味がするんだろう?みたいなものではありません。
お店の雰囲気もまさにグランメゾンであり、サービススタッフは気さくに接してくれますが、客の年齢層も高く、慣れた人でないと緊張して居心地が悪く感じるかも。
今回はワインの写真は撮っていませんし、語れるほどの知識もありませんが、リストは素晴らしいし、値段ももちろん高額ですが、コストパフォーマンス的には素晴らしい値段設定のように思われました。
正統派のフレンチが好きで、ワインも好きな人にはおススメ。