中国料理 故宮/大阪 梅田/家庭画報特別ランチコース
9年連続ミシュラン1つ星
「ミシュランガイド京都・大阪2018」において、9年連続一つ星を獲得。 また、2015年には、フランス外務省が発表した「LA LISTE(ラ・リスト)」で世界のレストラン1,000にも選出され、 本場・中国や香港の三つ星レストランなど、トップレストランがひしめく中、「故宮」は中国料理として37位に選ばれました。 お店のHPより
大阪市 梅田にあるウェスティンホテル大阪。その3階にある中国料理 故宮に行ってきました。
見出しにも書いた通り、9年連続ミシュラン1つ星です。
私も大好きで、大阪に行く機会があればなるべく行くようにしています。
ディナーについての記事は下のリンクをご覧ください。
シェフは中国、天津出身の王 憲生(ワン ヒンサン)さんです。
私は見たことがありませんが、主に関西で放送されている「ちちんぷいぷい」という番組があるそうです。
その中のコーナーに「キッチンぷいぷい」という、レシピを紹介するコーナーがあり、王さんが先生として出演しているそうです。
そのためか、王さん自身の人気も高いようで、以前お邪魔した時にはお客さんにあいさつに回っているときに何枚も写真を撮られていました(笑)
基本のランチは2コース
美食ランチコース Lunch Course ― 4,500円
料理長・王の心意気が詰まった、バリエーション豊かでボリュームたっぷりの全9品(料理6皿+デザート3品)からなるコース。 前菜から炒め物、揚げ物など故宮の味をお手軽に楽しんでいただけます。
お食事の最後を締めくくる故宮人気のデザート、杏仁豆腐とタピオカ入りココナッツミルクは、 何度でもお好きなだけお召しあがりいただけるなど、舌もお腹も満足いただける内容です。
口福ランチコース Chef's Tasting Menu ― 7,000円
の2つを基本に、
料理長おまかせスペシャルランチコース
その日の厳選食材から成る、最高のパフォーマンスを
というコースがあるようです。
基本的にはディナーと同じで、内容の決まっているコースと、値段だけ指定して内容はおまかせというコースに分かれているようですね。
とはいえ、やはりランチはディナーに比べてお安くなっており、15,000円が最高になっています。
最高50,000円、一番安くても20,000円のおまかせディナーに比べるとかなり可愛いお値段ですね(笑)
家庭画報特別ランチコース
今回は家庭画報とコラボレーションした、特別ランチコースをいただきました。
特選料理「佛跳墻」や「北京ダック」も。雑誌「家庭画報」特別ランチコース
中国料理「故宮」では、雑誌「家庭画報」7月号記事に掲載の特別ランチコースを、期間限定でご用意いたします。
今年のテーマは「ヌーヴェルシノワ」。料理長・王が進化させた中国料理と、伝統的な料理を、一つのコースに組み立てました。 イセエビ、牛フィレなどの高級食材はもちろん、北京ダックや「故宮」のシグネチャーディッシュ(看板料理)である佛跳牆をお楽しみいただけます。 干し鮑や朝鮮人参を使い、下ごしらえから完成まで1週間以上かけてじっくりと仕上げた薬膳スープ。 王の哲学「医食同源」と美味を追求し、「夏こそ体を冷やさないように」という想いが詰まった特別料理です。 ソムリエ厳選のワインとのマリアージュもぜひ、お愉しみください。
イセエビの冷製 ホタテ貝柱とキャビア添え
Special 国産高級干し鮑と中国乾物入り特製壺蒸しスープ
北京ダック
タラバ蟹の白身魚巻き 季節野菜のXOソース炒め
国産牛フィレ肉の蒸しもの 黒豆風味
玉子と白葱入り汁そば
季節のフルーツとデザート盛り合わせ
特製蓮の実餡入り胡麻団子
上記で一人7,000円。
ランチとしては高いですが、北京ダックや伊勢海老、キャビア、タラバガニなどの高級食材に加えて、スペシャリテの佛跳牆を味わえます。
佛跳墻(ぶっちょうしょう)
「医食同源」の哲学と、8日間かけて料理する高級スープ“佛跳墻”
上記のように非常に手の込んだ料理であり、通常であれば予約が必要な上、かなり高額なコースでしか出てきません。
これが7,000円のコースに含まれているというのはかなりお得ですね。
家庭画報と故宮は定期的にコラボしているようですが、来年もやるかどうかは決まっていないということでした。
2018年7月31日までの限定コースですので、興味のある方は急いで予約したほうが良いでしょう。
相変わらずきれいなセッティング。
水出しの烏龍茶。
まるでシャンパンのような烏龍茶、とのことですが普通にシャンパーニュの方が好きです(笑)
これで900円以上!
相変わらず飲み物が高いです。
メニュー。相変わらず王さんが写ってます。
伊勢海老の冷製 ホタテ貝柱とキャビア。
うーん。それぞれの食材は一流なのでしょうが、活かせていないという印象。
キャビアも味がぼけているし、伊勢海老もあっさりとした味付け、というよりあっさりしすぎな印象。
スペシャリテの「ぶっとびスープ」。
これは流石に美味しい。
飲んだだけで健康になったような気がします(笑)
北京ダック。
ワゴンで持ってきて、目の前で巻いてくれます。
美味しい。が、普通の北京ダック。
不味い北京ダックというものを食べたことないかも。
白桃烏龍茶。
これも900円以上した。
美味しいが、やはり高い。
LUPICIAの白桃烏龍茶が人気らしいので、今度買ってみよう。
タラバガニの白身魚巻 季節野菜のXOソース炒め
名前の通りの料理。
玉子の入ったパリパリを崩しながら一緒に食べる。
美味い。
国産牛フィレ肉の蒸し物 黒豆風味
肉は文句なしに美味い。
黒豆の風味も最高。
春雨は・・・普通。
玉子と白葱入り汁そば。
うーん、普通。
そろそろ暖かいお茶で締めに入る。
武夷岩茶。美味い。
しかも茶葉の入ったポットで持ってきてくれて、お湯を足してくれるので何杯も飲める。
それでいて値段は冷たいお茶とあまり変わらない。
この店では暖かいお茶を頼むのが良いでしょう。
デザート。スイカ、マンゴープリン入りマンゴージュース、ゴマ団子。
ス、スイカ・・・
初デートで来るような店ではないかもしれませんが、微妙な関係の相手とくる場合に備えてスマートな種の処理を練習しておいた方が良いかもしれません。
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この本にはデザートを品よく食べるワザなどが載っているようです(笑)
さて、以前の私の故宮レビューを見ていただいた方はお気づきかと思いますが、なんと前回私が20,000円で頂いた特選ディナーコースと今回の7,000円のコース、ほぼ食材が一緒なんです!!
もちろんスープが違ったり、調理法が違ったりしていますが、基本はほぼ一緒です。
それだけこの家庭画報 特別コースがお得と言ってよいでしょう。
総評:家庭画報 特別コースはかなりお得。飲み物は高い。
ということで、料理は非常に美味しく、値段もかなりお得なコースです。
飲み物は割高なので、暖かいお茶を頼むのがおすすめです(笑)
OMJ points 85/100
20,000円のディナーに引けをとらない料理が7,000円で頂け、しかもスペシャリテの「ぶっとびスープ」までついている。
このランチは85ptsはあるでしょう。